次のテーブルに残りのルーチンをリストし、それらのルーチンの使用方法について説明します。
ルーチン | 説明 | |
---|---|---|
DBCHERR | 説明: | CLIエラー コードに対応するテキスト記述を取り出す。 |
目的: | アプリケーションがDBCHCLまたはDBCHINI以外の関数からエラー テキストを取得できるように設定する。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHFER | 説明: | 特定のセッションで検出された最後のエラー、または全体にわたって発生した最後のエラーのテキスト記述とエラー コードを取り出す。 |
目的: | エラー条件についての適切な情報を与えて、アプリケーションやユーザーが回復、つまり条件を修正できるようにするため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHPEC | 説明: | 全域CLIアテンション フラグを設定する。 |
目的: | Ctrl-C によるブレークのような信号など、何らかのイベント(端末へのアテンションなど)が発生したときに、制御をアプリケーション プログラムに戻すため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHQE | 説明: | データベースへ問合わせる。 |
目的: | ログオンする前にデフォルトの情報を見て、セッションを開始する前に変更を加えられるようにするため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHREL | 説明: | 指定されたセッションを取り扱っているデータベース コンピュータで実行しているソフトウェアのリリース レベルとバージョン番号を返す。 高い信頼性を確保するには、DBCHRELではなく、DBCHQEルーチンのQEPIDBRフィールドを使用します。 詳細については、qepItemフィールドを参照してください。
|
目的: | 証跡記録の生成、デバッグ、表示などのため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHSAD | 説明: | 指定された値を指定されたアドレスに格納する。 |
目的: | 与えられたパラメータのアドレスを返すため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHUE | 説明: | プラットフォームで定義されているイベントをユーザー定義の文脈に関連付ける。 |
目的: | DBCHWLが完了を待つユーザー文脈にイベントを関連付けるため。 サポートされているイベントはタイムアウトのイベントのみであり、このイベントによりDBCHWLは、セッション リストからの完了したリクエストがない場合にアプリケーションにタイムアウトを返すことができる。 | |
使用場所: | すべてのWindowsクライアント。 | |
DBCHUEC | 説明: | 全域CLIアテンション フラグを再設定する。 |
目的: | アプリケーションに制御を返す前に、CLIが操作を完了する必要があることを示すため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHWAT | 説明: | イベントが発生するのを待つ(「イベント」とは、データベースから何らかの応答が届いたことを指す。DBCHUCEが呼び出されていれば、「イベント」はアプリケーション プログラムが定義したイベントの発生も示す)。 |
目的: | 明示的なイベント待機のメカニズムを提供するため。また、データベースの並行セッションの取り扱いを単純化するため。 | |
使用場所: | すべてのクライアント。 | |
DBCHWL | 説明: | 提供されているセッション リストからのアクティブなリクエストの完了、または任意選択で提供されているイベントの完了を待つ。 |
目的: | セッション、イベント、またはその両方の特定のセットで待つことにより、多重スレッド アプリケーションを簡略化するため。 | |
使用場所: | すべてのWindowsクライアント。 |