{ { COS | SIN | TAN | ACOS | ASIN | ATAN } (arg) |
ATAN2 (x, y)
}
構文要素
- COS
- 余弦。角の余弦は、直角の2辺の比になります。この比は、角に接する辺の長さを斜辺の長さで割ったものです。
- COS (arg)は-1以上1以下のラジアン単位の値です。
- SIN
- 正弦。角の正弦は、直角の2辺の比になります。この比は、角の対面にある辺の長さを斜辺の長さで割ったものです。
- SIN (arg)は-1以上1以下のラジアン単位の値です。
- TAN
- 正接。角の正接は、直角の2辺の比になります。この比は、角の対面にある辺の長さを角に接する辺の長さで割ったものです。
- TAN(arg)はラジアン単位の値です。
- ACOS
- 逆余弦。逆余弦は、余弦が引数になる角のことです。
- ACOS (arg)は0~πラジアンの範囲の角のことです。
- ASIN
- 逆正弦。逆正弦は、正弦が引数になる角のことです。
- ASIN (arg)は-π/2~π/2ラジアンの範囲の角のことです。
- ATAN
- 逆正接。逆正接は、正接が引数になる角のことです。
- ATAN (arg)は-π/2~π/2ラジアンの範囲の角のことです。
- ATAN2
- ATAN2 (arg)は-πおよびπラジアン(-πを除く)の範囲の角のことです。
- 正の結果は、x軸から左回りで見た角を表わします。負の結果は、右回りで見た角を表わします。
- ATAN2(x,y)ではxを0にできるがATAN(y/x)ではxを0にできない(ゼロ除算エラーになるため)ことを除き、ATAN2(x,y)はATAN(y/x)と等しくなります。
- xとyの両方が0の場合は、エラーが戻されます。
- arg
- ラジアン単位で角を表わす任意の有効な数値式。
- x
- arctangent2計算で使用する点のx座標。
- y
- arctangent2計算で使用する点のy座標。