定義済みのESCAPE文字をパターン内で使用する場合には、そのESCAPE文字の直後に下線、パーセント符号、または他のエスケープ文字を続けなければなりません。
ESCAPE文字を指定した場合には、パターンを左側から右側に走査するときに以下のルールが適用されます。
- ESCAPE文字のインスタンスが現われるまでは、パターン内の文字は、表示されているとおりに解釈されます。
- ESCAPE文字の直後にもう1つESCAPE文字が現われた場合には、その2つの文字列は、そのESCAPE文字の単一のインスタンスのように扱われ、通常の文字とみなされます。
- ESCAPE文字の直後に下線のメタ文字が現われた場合には、その文字列は、文字としての1つの下線として扱われます(ワイルドカード文字ではなく)。
- ESCAPE文字の直後にパーセントのメタ文字が現われた場合には、その文字列は、文字としての1つのパーセントとして扱われます(ワイルドカード文字ではなく)。
- ESCAPE文字の直後に下線のメタ文字、パーセントのメタ文字、またはそのESCAPE文字自体の別のインスタンスが現われなかった場合には、走査は停止され、エラーが報告されます。