使用上の注意 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQL関数、式、および述部

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
dita:mapPath
ja-JP/tpt1555966086716.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/tpt1555966086716.ditaval
dita:id
B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

オプションの括弧は、ODBCドライバでサポートされている構文です。 例えば、次のようになります。

SELECT CURRENT_DATE();

CURRENT_DATEは、リクエストが開始された時点での日付を返します。リクエストが終了するまでに、CURRENT_DATEが複数回呼び出された場合でも、同じ日付が返されます。返される日付が、リクエストの継続中に変更されることはありません。

AT句なしでCURRENT_DATEを指定した場合や、CURRENT_DATE AT LOCALを指定した場合、返される値は、DBS制御フラグTimeDateWZControlの設定に応じて、次に示すように変化します。

  • TimeDateWZControlフラグが有効な場合、CURRENT_DATEは、セッションの時間とセッションのタイムゾーンを基にして構築された日付を返します。
  • TimeDateWZControlフラグが無効な場合、CURRENT_DATEは、Vantageのローカルな時間値と、セッションのタイムゾーンを基にして構築された日付を返します。

詳細は、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>の「DBS制御(dbscontrol)」を参照してください。

CURRENT_DATEは、夏時間(DST)の開始と終了を考慮に入れて調整された値を返します。ただし、この調整が実行されるのは、次の場合に限られます。

  • CURRENT_DATEがAT [TIME ZONE] time_zone_stringとともに指定されていて、time_zone_stringが、個別のDSTと標準タイムゾーン変位に対応している。
  • CURRENT_DATEがAT LOCALとともに指定されているか、AT句なしで指定されていて、セッションのタイムゾーンが、個別のDSTと標準のタイムゾーン変位に対応しているタイムゾーン文字列で定義されている。