次のテーブル定義を考えます。ここでは文字の列はCASESPECIFIC属性を持ちます。
CREATE TABLE employee (last_name CHAR(32) CASESPECIFIC ,city CHAR(32) CASESPECIFIC ,emp_id CHAR(9) CASESPECIFIC ,emp_ssn CHAR(9) CASESPECIFIC);
大文字小文字の区別を無視した比較を実行するには、次のようにします。
SELECT emp_id FROM employee WHERE UPPER(emp_id) = UPPER(emp_ssn);
文字列定数と比較するには、次のようにします。
SELECT emp_id FROM employee WHERE UPPER(city) = 'MINNEAPOLIS';
Teradata SQLには、大文字小文字を無視した比較を実行するためのNOT CASESPECIFICというデータ型属性がありますが、CASESPECIFICデータ型属性とNOT CASESPECIFICデータ型属性は、ANSI標準のTeradata拡張機能です。