TDGeoExportコマンド - Geospatial Utilities

Teradata® Geospatial Utilitiesユーザー ガイド

Product
Geospatial Utilities
Release Number
17.20
Published
2022年6月
Language
日本語
Last Update
2022-08-22
dita:mapPath
ja-JP/ygh1641301476787.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/obe1474387269547.ditaval
dita:id
B035-2519
Product Category
Teradata Tools and Utilities

構文



構文規則:

-logmech logon_mechanism
Teradataログオン メカニズム。接続の認証および暗号化機能(TD2(デフォルト)またはLDAPのいずれか)を決定します。
-logdata log_data
ログオン メカニズムで必要な追加データを指定します。
-l logon_string
データベース ログオン文字列。logon_stringの形式はDatabase/User,Passwordとなります。
-s data_source_name
変換する表を含むデータベース名
-t table_name
変換する表名(またはビュー)
-f format_name
出力ファイル形式名。format_nameの有効値は以下のとおりです。
  • MapInfoファイル
  • TIGER version_code
  • KML
  • ESRI Shapefile shape_type [ ONLY ]

エクスポートされたESRIシェープファイルには、指定が必要な1つのシェープ タイプのみ含めることができます。シェープ タイプ"POINT"、"LINESTRING"、"POLYGON"、"MULTIPOINT"、"MULTILINESTRING"、 "MULTIPOLYGON"は2Dジオメトリ タイプに、シェープ タイプ"POINT25D"、 "LINESTRING25D"、"POLYGON25D"、"MULTIPOINT25D"、 "MULTILINESTRING25D"、"MULTIPOLYGON25D"、"POINTZ"、"POLYGONZ"、"MULTIPOINTZ"は3Dジオメトリ タイプに指定可能です。エクスポート対象のテーブルに複数のシェープ タイプが発生する場合、オプションのONLYキーワードを指定して、エクスポートを指定されたタイプのみに制限します。別のエクスポート操作を実行し、複数の異なるシェープ タイプをエクスポートします。

-o output_directory_name
出力データ ファイルが生成されるディレクトリ
-a_srs coordinate_system_name
座標系。指定されない場合、デフォルトとして出力ファイル形式タイプに適切な座標系が使用されます。-a_srsは、よく知られている4つの系(WGS84、WGS72、NAD83、NAD27)のいずれかとして、またはEPSG:n(nはEPSG GCSまたはPCSコード)の形式で指定できます。
-n layer_name
作成する層のオプション名。

-nが省略された場合、TDGeoExportでは作成する層名としてテーブル名が使用されます。

-CSET charset_name
データベースへのログオン時にクライアント文字セットを指定します。

指定されていない場合は、デフォルト文字セットが仮定されます(N/Wクライアントの場合はASCII)。

適用される値はUTF8です。
大きなデータ ファイルがJavaヒープ メモリを超えることがあります。例では、-Xmsオプションが最初のJavaヒープ サイズを256MBに設定します。-Xmxオプションは、最大Javaヒープ サイズを1024MBに設定します。

使用方法に関する注意

テーブルまたはビューは、タイプST_Geometryの単一ジオメトリ列と、機能属性を表わす1つ以上の追加列から構成されている必要があります。テーブルの各行は機能、テーブル全体は層とみなされます。テーブルのすべての列は層に変換されます。テーブル全体ではなくテーブルの列のサブセットが必要な場合、このサブセットを表わすビューを作成する必要があります。

プログラムにより出力ファイルが、以下によって指定されたディレクトリに置かれます。

-o output_directory_name

-a_srsは、よく知られている4つの系(WGS84、WGS72、NAD83、NAD27)のいずれかとして、またはEPSG:n(nはEPSG GCSまたはPCSコード)の形式で指定できます。変換は実行しません。外部プログラムが指定されている座標系を使用してデータを解釈できるように、エクスポートされたデータの空間的基準系を設定します。

TIGERが出力形式として指定されると、version_codeを指定する必要があります。これは、特定のバージョンは特定の構造とその他の要件に準拠しており、正確なエクスポートに向けて指定する必要があるためです。

TIGERデータ形式でのエクスポート時には、以下のテーブルの説明に従って、対応するTIGER/Lineシェープ ファイルに対し以下をTIGER version_codeとして使用してください。

Version_Code TIGER/Lineシェープ ファイル 備考
0000 TIGER/LINE国税調査前ファイル(1990)  
0002 TIGER/LINE初期投票地区コードファイル(1990)  
0003 TIGER/LINEファイル(1990)  
0005 TIGER/LINEファイル(1992)  
0021 TIGER/LINEファイル(1994)  
0024 TIGER/LINEファイル(1995)  
0697~1098 TIGER/LINEファイル(1997)  
1298~0499 TIGER/LINEファイル(1998) 範囲は数値ではなく、mmyy。
600, 700, 800 TIGER/LINEファイル(1999) 範囲は数値ではなく、mmyy。
1000, 1100 TIGER/LINEファイル、選挙区改正国税調査(2000)  
0301~0801 TIGER/LINEファイル、国税調査(2000) 範囲は数値ではなく、mmyy。
0302~0502 TIGER/LINEファイル、UA(2000) 範囲は数値ではなく、mmyy。
1002~0603 TIGER/LINEファイル(2002) 範囲は数値ではなく、mmyy。
1203~0304 TIGER/LINEファイル(2003) 範囲は数値ではなく、mmyy。
0404 + 0504などのTIGER/LINE Files, 2004はエクスポート形式としてTIGER_2004を設定します 形式はmmyy。

ESRIシェープファイルが出力形式として指定されると、shape_typeを指定する必要があります。ESRIシェープファイルに含めることができるのは1つのシェープ タイプのみであるため、ユーザーは特定のエクスポートのためのシェープ タイプを指定する必要があります。シェープ タイプが正しくない場合(ジオメトリ列のANY値に異なるタイプのデータが含まれている場合)、エラーが報告され、エクスポートは失敗します。ユーザーは、エクスポート対象の1つのテーブルに複数のシェープ タイプがあることがわかっている場合、シェープ タイプに続けて"only"を指定することができます。指定されたタイプのシェープのみがエクスポートされます。その他のタイプのシェープはすべてスキップされます。このように、複数のシェープ タイプを含むデータをシェープ タイプごとに異なるエクスポート/シェープファイルでエクスポートすることができます。

Geometrycollectionは、ESRIシェープファイルが出力形式として指定される場合、シェープ タイプとして指定できません。指定した場合、エクスポート ジョブはエラーによって終了します。

ジオメトリ カラムにgeometrycollectionシェープ タイプ データが含まれている場合、このジオメトリ データはサポートされているいずれかのシェープ タイプ名でエクスポートできません。