Teradata FastLoad は、データベースの空の表に大量のデータを高速にロードすることが可能なコマンド形式のユーティリティです。
以下のものからデータをロードすることができます。
- メインフレーム接続クライアント システムのディスク ファイルまたはテープ ファイル
- ワークステーション接続ワークステーションの入力ファイル
- 入力データを選択、検証、およびプリプロセスするために作成された特殊な入力モジュール(INMOD)ルーチン
- 正しい形式になっているソース データを提供する、その他のデバイス
Teradata FastLoadでは、複数のセッションを使用してデータをロードします。ただし、データをロードされるデータベースの表の数は、1回のジョブにつき1つだけです。 データベースの複数の表にデータをロードするためには、複数のTeradata FastLoadジョブをそれぞれの表に対して1つ実行する必要があります。
ワークステーション接続クライアント システム用のTeradata FastLoadの機能では、完全テープ サポートは使用できません。テープからデータをインポートする場合は、テープ デバイスをインターフェースするカスタム アクセス モジュールを作成する必要があります。カスタム アクセス モジュールの作成方法については、Teradata® Tools and Utilities Access Moduleプログラマ ガイド, B035-2424を参照してください。