Teradata FastLoadジョブ スクリプトの処理中に、Teradata FastLoadは5種類のエラー条件について情報を追跡し記録します。それらの条件が検出されると、データベースは入力データ レコードを拒否します。次の表に、これらのエラー条件を示します。
エラー条件 | 説明 |
---|---|
制約違反 | CREATE TABLE文で指定した範囲制約に準拠していない入力ファイルのレコード。 |
変換エラー | DEFINEコマンドで指定したデータ型変換に失敗した入力ファイルのレコード。 |
重複行 | 既存行の正確な複製である入力ファイルのレコード。 |
AMP使用不能条件 | ダウンしているAMP上の非フォールバック表を出力先にしている入力ファイルのレコード。 |
固有基本索引の違反 | 固有基本索引フィールドに既存の値が指定されているが重複行ではない入力ファイルのレコード。 |
FastLoadは重複行をエラー表に保存しません。
また、バッチ モードでの操作時には、Teradata FastLoad操作中に発生したエラー状況に対応するシステム エラー コードがTeradata FastLoadで戻されます。(対話形式での操作時にはシステム エラー コードは戻されません。) ここでは、これら5種類のTeradata FastLoadエラー条件の処理方法について説明します。
システム エラー メッセージの詳細については、Teradata Vantage™ - データベース メッセージ, B035-1096を参照してください。