DATASETデータ型は、次のキャストを実装します。
- VARBYTE/BLOBをDATASET STORAGE FORMAT AVROへ
- DATASET STORAGE FORMAT AVROからBYTE/VARBYTE/BLOBへ
- VARCHAR/CLOBからDATASET STORAGE FORMAT CSV
- DATASET STORAGE FORMAT CSVからVARCHAR/CLOB
- DATASET STORAGE FORMAT CSV CHARACTER SET LATINからDATASET STORAGE FORMAT CSV CHARACTER SET UNICODE
- DATASET STORAGE FORMAT CSV CHARACTER SET UNICODEからDATASET STORAGE FORMAT CSV CHARACTER SET LATIN
他のキャストはサポートされていません。
STORAGE FORMAT AVROまたはSTORAGE FORMAT CSVのDATASETデータ型へキャストする場合、データはデフォルト仕様に準拠していなければなりません。そうでない場合は、CreateDATASET関数を使用して、AvroまたはCSVのいずれかの格納形式でDATASETデータ型インスタンスを作成します。
STORAGE FORMAT AVROのDATASETデータ型からキャストするとき、データがBYTE/VARBYTE/BLOBへキャストされる場合、結果データに含まれるインスタンス用に定義されたスキーマはUTF-8でエンコードされ、その後にバイナリ コード化されたAvro値が続きます。
DATASET STORAGE FORMAT CSVデータ型にキャストする場合、CSVスキーマはデータに関連付けられません。このため、検証は行われず、キャストは不一致のデータおよびスキーマになる場合があります。データを検証する場合は、CreateDATASETを使用します。
STORAGE FORMAT CSVの場合、データがVARCHAR/CLOBにキャストされると、結果のデータにはCSV値が含まれます。スキーマは、CSV値に関連付けられている場合には含まれません。