DATASET型の制約 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - DATASETデータ型

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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ja-JP/des1556232910526.ditamap
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ja-JP/des1556232910526.ditaval
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B035-1198
Product Category
Software
Teradata Vantage

DATASET型は長さ制限があります。

格納形式を指定する必要があります。指定しない場合、以下のエラーが報告されます。
Failure 3706 Syntax error: STORAGE FORMAT must be specified for the DATASET type.

格納形式の制限

スキーマは使用する格納形式に応じて指定する必要があります。スキーマは以下のレベルで指定できます。
  • 列レベル。CREATEまたはALTER TABLE文にDATASETデータ型列の属性として含まれ、かつCREATE storage_format SCHEMA文を使用して過去にスキーマが登録されている場合は、列レベルでスキーマを指定します。
  • インスタンス レベル。上位レベルでスキーマが指定されていない場合はインスタンス レベルでスキーマを指定します。CreateDATASET関数を使用すればデータの複数のインスタンスに適用するよう指定できます(例えば、類似データをバッチ ロードする場合など)。

デフォルトでは、データは特定のインスタンスのためのスキーマに基づいて検証されます。これにより、パフォーマンスが低下する可能性があります。この妥当性検査を無効にするには、DBSコントロール フィールドDisableDATASETValidationをTRUEに設定します。

DATASETデータ型は、構造化UDTの属性として、またはTeradata Distinct UDT型またはARRAY型の基本型として使用することはできません。

DATASETデータ型は順序付け、比較、グループ化ができないので、順序付けルーチンはありません。

DATASETデータ型は、リレーショナルに比較できない点を除けば、他のCDTデータ型と同じように使用します。したがってそれはインデックス定義で使用できず、比較式でも使用できません。ただし、DATASETインスタンスの一部は、提供されたシステム メソッドまたは関数を使用して選択できます。この部分は、VARCHARとの比較により、VARCHAR文字列から同等のデータ型に、または別の定義済みの同等の型の代表としてキャストできる場合、クエリー内の比較操作で使用される可能性があります。型は比較できない可能性があるため、SETテーブルでの比較には使用されません。