DATASET型は長さ制限があります。
格納形式を指定する必要があります。指定しない場合、以下のエラーが報告されます。
Failure 3706 Syntax error: STORAGE FORMAT must be specified for the DATASET type.
格納形式の制限
スキーマは使用する格納形式に応じて指定する必要があります。スキーマは以下のレベルで指定できます。
- 列レベル。CREATEまたはALTER TABLE文にDATASETデータ型列の属性として含まれ、かつCREATE storage_format SCHEMA文を使用して過去にスキーマが登録されている場合は、列レベルでスキーマを指定します。
- インスタンス レベル。上位レベルでスキーマが指定されていない場合はインスタンス レベルでスキーマを指定します。CreateDATASET関数を使用すればデータの複数のインスタンスに適用するよう指定できます(例えば、類似データをバッチ ロードする場合など)。
デフォルトでは、データは特定のインスタンスのためのスキーマに基づいて検証されます。これにより、パフォーマンスが低下する可能性があります。この妥当性検査を無効にするには、DBSコントロール フィールドDisableDATASETValidationをTRUEに設定します。
DATASETデータ型は、構造化UDTの属性として、またはTeradata Distinct UDT型またはARRAY型の基本型として使用することはできません。
DATASETデータ型は順序付け、比較、グループ化ができないので、順序付けルーチンはありません。
DATASETデータ型は、リレーショナルに比較できない点を除けば、他のCDTデータ型と同じように使用します。したがってそれはインデックス定義で使用できず、比較式でも使用できません。ただし、DATASETインスタンスの一部は、提供されたシステム メソッドまたは関数を使用して選択できます。この部分は、VARCHARとの比較により、VARCHAR文字列から同等のデータ型に、または別の定義済みの同等の型の代表としてキャストできる場合、クエリー内の比較操作で使用される可能性があります。型は比較できない可能性があるため、SETテーブルでの比較には使用されません。