シナリオ2: 列レベル スキーマを持たないAvroとしてのデータの格納 - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - DATASETデータ型

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.05
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-03-30
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B035-1198
Product Category
Software
Teradata Vantage

列レベルのスキーマなしでAvroとして格納されたデータを使用して、オブジェクト コンテナ ファイルを作成します。このシナリオでは、オブジェクト コンテナ ファイルを作成する方法は3つあります。

スキーマは同じであり、列レベル スキーマがない

単純にインスタンスからスキーマを取得し、それをシナリオ1のガイドラインに従って使用し、オブジェクト コンテナ ファイルを作成します。

スキーマは異なるが、互換性がある

ステップに従って必要なデータを収集し、オブジェクト コンテナ ファイルを作成します。
  1. オブジェクト コンテナ ファイルを構成するバイナリ コード化されたすべてのAvro値を記述するために使用する所望のスキーマを決定します。
  2. DATASET型のAvroProjectメソッドを使用して、希望するスキーマを持つAvroインスタンスを構築します。
  3. DATASETデータ型のgetRawDataメソッドまたはgetRawDataLobメソッドを使用して、ステップ2で作成したインスタンスからバイナリ コード化されたAvro値だけを取得します。これらのバイナリ コード化されたAvro値の長さも必要な場合は、getRawDataSizeメソッドを使用します。

決定されたスキーマと射影バイナリ コード化されたAvro値を用いることにより、Avroライブラリを使用するオブジェクト コンテナ ファイルを構築できます。

スキーマは異なるが、互換性がない

各スキーマは、そのスキーマによって記述されたバイナリ コード化されたAvro値と共に、分離されている必要があります。分離された各ペアリングについて、シナリオ1のステップに従ってオブジェクト コンテナ ファイルを作成します。