各グループから目的のパーセンタイルを表わす値を返します。PERCENTILEは単一スレッド関数です。
この関数の時系列バージョンを呼び出すには、GROUP BY TIME句を使用します。詳細は、GROUP BY TIME句を参照してください。
戻り値
この関数は、REALデータ型を返します。
結果の計算にはNULLは含められません。
結果の値は、値の順序付きリストでの目的のインデックス(di)によって決定されます。次の式は、diのためのものです。
di = (number of values in group - 1) * percentile/100
diが整数の場合、その値が返される結果になります。diはまた、2つのデータポイントiとjの間に存在させることができます(その場合にはi<jです)。この場合、結果は次のスキーマのいずれかに従って補間されます。
- 線形補間。結果の値は、次の式を使用して計算されます。
result = i + (j - i) * (di/100)MOD 1
オプションの補間パラメータに値LINEARを使用して指定します。LINEARは補間のデフォルトのスキーマです。
- 低い値。結果値はiと等しくなります。オプションの補間パラメータに値LOWを使用して指定します。
- 高い値。結果値はjと等しくなります。オプションの補間パラメータに値HIGHを使用して指定します。
- 最近似値。結果値は(di/100)MOD 1 <= .5の場合、iです。そうでない場合、jです。オプションの補間パラメータに値NEARESTを使用して指定します。
- 中間値。結果値は(i+j)/2と等しくなります。オプションの補間パラメータに値MIDPOINTを使用して指定します。
使用上の注意
PERCENTILEは、数値データに対してのみ有効です。