タイムコード列であると推測できる複数の候補列がある場合、USING TIMECODE句は、どれを使用するかのあいまいさを取り除く方法を提供します。これは例えば、PTIテーブル間に複数の結合がある場合などです。あいまいな場合にUSING TIMECODE句が指定されないと、エラーが報告されます。
例: 複数の候補列を持つUSING TIMECODE句
この例は、結合でUSING TIMECODE句を明示的に指定していることを示しています。
select avg(b.temperature) from ocean_buoys_seq a , ocean_buoys_seq b group by time(minutes(100)) using timecode(a.td_timecode);
例: あいまいな複数の候補列がある無効な例
この例では、この結合でUSING TIMECODE句を指定していないためにタイムコードがあいまいであることを示しています。
select avg(a.temperature) from ocean_buoys_seq a, ocean_buoys b group by time(minutes(100)); *** Failure 4359 Time Series: Timecode specification is ambiguous.