それぞれの言語によって照合順序は異なるため、自システムの照合を変更して、問合わせで指定するORDER BY句を正しくソートすることができます。
ユーザー用のデフォルト照合は、CREATE USER文またはMODIFY USER文を使って指定できますが、セッション期間用の照合は、SET SESSION COLLATION文を使って指定することができます。このように指定しない場合、セッションの照合はログオンするクライアント システムによって決まります。SQLのリクエスト内にDESC(降順)またはASC(昇順)オプションを組み込めば、ソートの方向を制御することができます。
Teradata Databaseは、ASCII、EBCDIC、およびMULTINATIONALの照合順序をサポートします。MULTINATIONALが有効になっている場合、照合は国際的なソート順序で説明されている欧文(発音区別符号)または漢字のソート順序の1つになります。
以下のトピックで、文字列式にCASESPECIFICまたはNOT CASESPECIFIC属性がある場合のORDER BYの結果について説明します。