目的
クエリーについての最適化ルーチンの空白ツリー情報をキャプチャして、ユーザー定義のクエリー キャプチャ データベース(オプションでXMLドキュメントとして)にその情報を書き込みます。
インデックス分析の詳細は、以下を参照してください。
- <Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 - 構文規則および例、B035-1144>の「BEGIN QUERY LOGGING」と「REPLACE QUERY LOGGING」を参照してください。
- COLLECT DEMOGRAPHICS
- COLLECT STATISTICS(QCD形式)
- DUMP EXPLAIN
- INSERT EXPLAIN
- INITIATE INDEX ANALYSIS
- RESTART INDEX ANALYSIS
- Teradata Vantage™ SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142
- Teradata Vantage™ - データベースの設計、B035-1094
- Teradata® Index Wizardユーザー ガイド、B035-2506
- Teradata® Viewpointユーザー ガイド、B035-2206、統計マネージャーのトピック
- Teradata® Visual Explainユーザー ガイド、B035-2504
- Teradata® System Emulation Toolユーザー ガイド、B035-2492
必要な権限
ユーザー定義の問合わせキャプチャ データベースのすべてのテーブルに対するINSERT権限が必要です。
データ デモグラフィックおよび列統計をキャプチャするために参照されるすべてのテーブルに対するSELECT権限も必要です。
構文
構文要素
- WITH STATISTICS
- SQL_statement内に指定されるWHERE句の条件列に関する統計をキャプチャすることを指定します。
- USING SAMPLE percentage
- USING SAMPLE percentage PERCENT
- 統計収集のために読み込むデータのパーセンテージ。
- WITH NO STATISTICS
- SQL_statement内に指定されるWHERE句の条件列に関する統計をキャプチャしないことを指定します。
- AND DEMOGRAPHICS
- 統計だけではなくテーブル レベルのデモグラフィックも収集します。
- FOR table_name
- FOR database_name.table_name
- FOR user_name.table_name
- WITH STATISTICSオプションを指定したかWITH NO STATISTICSオプションを指定したかに基づいて、データ デモグラフィックと統計の詳細をTeradata Index Wizardによる分析から除外する(または分析に含める)テーブルのセットを指定します。
- INTO QCD_name
- ユーザー定義の問合わせキャプチャ データベース。
- AS query_plan_name
- 問合わせ計画情報を格納するオプションのユーザー定義の名前を指定します。オブジェクト命名ルールの詳細については、<Teradata Vantage™ SQL基礎、B035-1141>を参照してください。
- LIMIT
- LIMIT SQL
- LIMIT SQL = n
- Query、Relation、およびViewTextのそれぞれのQCDテーブルについてキャプチャされる問合わせ、DDL、およびビュー テキストのサイズを制限します。
- FOR SQL_statement
- SQL_statementが通常は識別されたワークロードの間に実行される回数を指定します。
- CHECK STATISTICS
- StatsRecs QCDテーブル内のSQL_statementのためのCOLLECT STATISTICS推奨事項をキャプチャすることを指定します。<Teradata Vantage™ SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照してください。
- IN XML
- 出力をXMLドキュメントとしてキャプチャします。
- NODDLTEXT
- qcd.XMLQCDに格納されるXMLドキュメントのDDLテキストをキャプチャしません。
- SQL_request
- 最適化ルーチンの空白ツリー情報をキャプチャしてQCDに書き込む対象となるDMLリクエストを指定します。
ANSI準拠
INSERT EXPLAINは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。