DISTINCTは、式が処理されるときに重複した値を返さないよう指定します。 構文要素DISTINCT 指定された式リストからの結果の重複するセットから、1行だけが返されることを指定します。行が重複するのは、一方の行の各値が他方の行の対応する値と同じ場合だけです。 選択リスト内のDISTINCTおよびexpand_aliasを指定すると、Teradata DatabaseではEXPAND操作の後にDISTINCT操作が実行されるため、拡張された結果から重複行が確実に削除されます。 選択リスト内でDISTINCTを指定してもexpand_aliasを指定しない場合は、システムではEXPAND ON句は(指定されている場合でも)無視され、行は拡張されません。 選択列リストのメンバーがLOB列の場合は、DISTINCTを指定できません。 ANSI準拠DISTINCTは、ANSI SQL:2011に準拠しています。