FROM句およびUPDATE - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - FROM句とUPDATE、UPDATE文

Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditaval
dita:id
B035-1146
Product Category
Software
Teradata Vantage

UPDATE構文に備えられているオプションのFROMリストは、UPDATEの検索条件内で相関サブクエリーおよび派生テーブルをサポートするためのTeradata拡張機能です。

FROM句は、以下の目的でのみ指定してください。
  • サブクエリーで参照される列を持つテーブルの外部の範囲を提供することによって、そのサブクエリーを相関サブクエリーにする
  • 派生テーブルへの参照を可能にする
  • 更新操作に結合テーブルを指定する

テーブルをUPDATEのFROM句にリストし、サブクエリーのFROM句にリストしない場合には、サブクエリーでのフィールドの参照の範囲は外部レベルになり、その問合わせは相関サブクエリーになります。

次のルールは、UPDATEリクエストのFROM句で相関サブクエリーを使用する際に当てはまります。
  • 現在使用しているUPDATE構文規則に対してFROM句を指定する場合には、 使用する相関名をFROM句内に指定しなければなりません。
  • 更新可能なテーブル名に対する相関名をFROM句内に指定した場合には、元の名前ではなく、この相関名をtable_nameとしてUPDATEキーワードの後ろに使用しなければなりません。UPDATEに結合テーブルを指定しない場合には、このFROM句は任意選択です。
  • 内問合わせ列の指定で外のFROM句テーブルを参照する場合、その列参照を完全修飾しなければなりません。
  • FROM句を省略した場合には、UPDATEキーワードの後ろのtable_nameに相関名を指定することができます。

相関subqueryも参照してください。