目的
SQLプロシージャまたは外部ストアド プロシージャを呼び出します。
必要な権限
プロシージャまたは格納しているデータベースまたはユーザーに対するEXECUTE PROCEDURE権限が必要です。
呼び出したプロシージャが参照しているデータベース オブジェクトに対する権限を必要としません。むしろ、呼び出したプロシージャの直接所有者について、権限がチェックされます。
直接所有者は、参照先のオブジェクトに対して、WITH GRANT OPTIONによる権限を必要とします。所有者がその権限を持っていてはじめて、他のユーザーは、そのオブジェクトにアクセスすることが可能になります。
詳細については、<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>と<Teradata Vantage™ - データベースの管理、B035-1093>を参照してください。
自動的に与えられる権限
SQLJ.Install_Jarプロシージャを呼び出して、Java外部ストアド プロシージャを実装しているクラスの入ったJARファイルをインストールする場合、DROP PROCEDURE権限が自動的にJARファイルの作成者(つまり、SQLJ.Install_Jarの呼び出し側)に付与されます。
構文
構文要素
- database_name
- user_name
- 実行するSQLプロシージャまたは外部プロシージャの任意指定の識別子。
- procedure_name
- 実行するSQLプロシージャまたは外部プロシージャの名前。
- value_expression
- サポートされる算術式と文字列式。
- ?
- 呼び出しパラメータ引数。
- out_call_variable
- コロン(:)を先頭に付ける識別子。
- out_call_placeholder
- パラメータ名。
- parameter_name
- SQLプロシージャで定義されているOUTパラメータの名前。
- CAST … AS
- パラメータまたは別のCAST句のデータ定義を必要な型に変換するためのリクエスト。CAST句は入れ子にできます。
- data_type
- パラメータ セットのデータ定義。
ANSI準拠
CALLは、ANSI SQL:2011に準拠しています。