次のテーブルは、個々のSQL DML文と、行(行キーまたは行ハッシュ)、ビュー、基本テーブル、およびデータベース オブジェクト レベルでのロックのアップグレードおよびダウングレードとの関連を示しています。
| LOCKING修飾子の重大度 | SQL DML文 |
|---|---|
| EXCLUSIVEまたは WRITE |
|
| READまたはSHARE | SELECT |
| ACCESS | SELECT |
| LOAD COMMITTEDのACCESS | SELECT |
EXCLUSIVEおよびWRITEは、DELETE、INSERT、MERGE、UPDATE、およびSELECT AND CONSUME文に対する唯一のロック重大度です。これらの文のデフォルトのロック重大度がWRITEであるためです。これらの文については、WRITEロックを格下げできません。そのようにすると、データベースの保全性が失われるためです。SELECT文はデータを変更せず、したがってデータベース保全性が失われることもないため、デフォルトのロックの重大度を他の重大度に変更できます。
このテーブルにリストした重大度よりも低い重大度を指定することもできますが、そのような指定は無視され、WRITEが使用されます。
ロックのレベル、ロックの重大度、およびこれらの関係の詳細については、<Teradata Vantage™ SQLリクエストおよびトランザクション処理、B035-1142>を参照してください。