プロシージャ - MultiLoad

Teradata® MultiLoad リファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
dita:mapPath
ja-JP/aim1544831946660.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/aim1544831946660.ditaval
dita:id
B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities
完全なTeradata MultiLoadジョブには、次の操作が含まれます。
  • Teradata MultiLoadの起動
  • データベースへのログオンおよびTeradata MultiLoadサポート環境の確立
  • Teradata MultiLoadタスクの指定
  • データベースからのログオフとTeradata MultiLoadの終了

以下の手順は、Teradata MultiLoadジョブ スクリプトを作成する場合のガイドです。

  1. 以下のランタイム オプションを指定してTeradata MultiLoadを起動します。
    • 印刷出力を通常または縮小(短縮)のいずれにするか
    • 文字セット
    • 代替エラー メッセージ ファイル
    • 標準入力ファイル/デバイス
    • 標準出力ファイル/デバイス
    • 代替実行ファイル
  2. 次の表に示されているように、Teradata MultiLoadサポート環境を確立します。
    Teradata MultiLoadサポート環境コマンド
    コマンド 説明
    ACCEPT Teradata MultiLoadジョブのユーティリティ変数の設定に使用する外部データ ソース ファイルと文字フィールドを指定します。
    DATEFORM Teradata MultiLoadジョブのDATEデータ型指定の書式を指定します。
    DISPLAY 特定のファイルに指定されたテキスト メッセージを書き込みます。
    IF、ELSE、およびENDIF 実行プロセスを条件に応じて制御します。
    LOGON データベース とのセッションを確立します。
    LOGTABLE Teradata MultiLoadジョブのチェックポイント情報を保持する再始動ログ表を指定します。
    ROUTE MESSAGES Teradata MultiLoadユーティリティで出力されるメッセージの代替宛先を指定します。
    RUN FILE 処理の制御を代替実行ファイルに転送します。
    SET Teradata MultiLoadジョブに固有のユーティリティ変数に値を割り当てます。
    SYSTEM クライアント システムに対してオペレーティング システム コマンドを実行します。
    Teradata SQL文 データベースに、サポートしているTeradata SQL文を実行します。
    Teradata MultiLoadジョブのこの部分では、最低でも以下のコマンドを含める必要があります。
    • LOGTABLEコマンド。再始動ログ表はこれで指定します。
    • すべてのTeradata SQLおよびTeradata MultiLoadユーティリティ セッションとデータベースの接続に使用するログオン列を提供するLOGONコマンド。
  3. 次の表で示すようにTeradata MultiLoadタスクを指定します。
    Teradata MultiLoadタスクを指定するコマンド
    コマンド 説明
    BEGIN MLOADおよびBEGIN DELETE MLOAD Teradata MultiLoadのインポート タスクまたは削除タスクの開始を示します。
    DELETE ターゲット表またはビューから行を削除します。
    DML LABEL 直後に続く1つ以上のINSERTコマンド、UPDATEコマンド、またはDELETEコマンドのラベルおよびエラー処理オプションを指定します。
    END MLOAD Teradata MultiLoadタスクの終了を示し、タスク処理を開始します。
    FIELD SELECT文中の変数に値を入れるのに使用する、入力レコードのフィールドを指定します。
    FILLER 参照されるのではなく、後に続くFIELDコマンド データの相対位置を示すためだけ使用される入力データ レコードのフィールドを説明します。
    IMPORT すでに指定されているLAYOUTコマンドを参照して、ファイル名またはINMODルーチンを入力データ ソースとして指定します。
    INSERT ターゲット表またはビューに新規行を追加します。
    LAYOUT 直後に続くFIELDコマンド、FILLERコマンド、またはTABLEコマンドとともに、クライアント システムでの入力データ レコードのレイアウトを指定します。(このレイアウト指定は、これに続くIMPORTコマンドで参照してください。)
    PAUSE ACQUISITION 取得フェーズの途中でインポート タスクを一時停止します。
    TABLE 列名とデータ記述がデータベースに送信されるデータ レコードと一緒に使用される表を指定します。
    UPDATE ターゲット表またはビューの既存の行のフィールド値を変更します。
  4. 別のTeradata MultiLoadタスクを指定するためには、次を実行します。
    1. 次のタスク用にTeradata MultiLoadサポート環境を修正するためには、手順2に記載されているサポート コマンドを使用する。
    2. 手順3に記載されているタスク コマンドを使用して、次のタスクを指定する。

    Teradata MultiLoadジョブ内の各タスクについて、上記の手順を繰り返します。

  5. LOGOFFコマンドを使用してすべてのアクティブなセッションをデータベースから切断し、クライアント システムのTeradata MultiLoadを終了します。