使用上の注意 - MultiLoad

Teradata® MultiLoad リファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
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ja-JP/aim1544831946660.ditaval
dita:id
B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities

次の表に、ACCEPTコマンドを使用する際の考慮事項を示します。

ACCEPTコマンドに関する考慮事項
対象 使用上の注意
複数の変数のコーディング 複数の変数をコーディングすると、各変数には引用符付き文字列に含まれていない最初のスペース文字までの入力テキストが順番に割り当てられます。
入力テキストの区切り 数値の入力テキストを区切ることができるのは、スペース文字またはレコード境界だけです。

文字列は、アポストロフィーで囲む必要があります。例えば、以下のACCEPTコマンドを満たすために提供されるデータ レコードには、2つのフィールドが含まれています。

.Accept age, name from file info;

以下の例に示されている2つのサンプル データ レコードのうち、最初のレコードは正しいです。しかし、2番目のレコードは間違っています。

32  'Tom'
32   Tom
変数の数 リストされる変数の数が使用可能な応答の数より多い場合、未使用の変数は未定義(ヌル)のまま残ります。すべての応答を保持するだけの十分な変数がない場合は、Teradata MultiLoadによって警告メッセージが表示されます。
ソース ファイルのレコード制限 指定ソースから受け入れられるのは、単一のレコード、行、または入力行です。ACCEPTコマンドが変数を取得するファイルには、レコードが常に1つしか入っていないようにします。
システム コンソール/標準入力デバイスの指定 システム コンソール/標準入力(stdin)デバイスのfileid指定としてはアスタリスク(*)文字を使用してください。

システム コンソールとは次のいずれかです。

  • 対話モードのキーボード
  • バッチ モードの標準入力デバイス

キーボードや標準入力デバイスについての詳細は、ファイルの要件を参照してください。

z/OS fileidの使用上の注意 DDNAMEを指定すると、Teradata Multiloadにより指定されたソースからデータ レコードが読み取られます。

DDNAMEは、以下の場合を除いて、Teradata SQL列名と同じ構成規則に従う必要があります。

  • 「アット」(@)はアルファベット文字として使用できます。
  • 下線文字(_)は使用できません。

DDNAMEは、外部システムに適用可能な規則に従う必要があります。シーケンシャル(VSAM)データ セットを参照できます。

DDNAMEが磁気テープ上のデータ ソースを表わす場合、テープは、オペレーティング システムのサポート内容によって、ラベル付きとラベルなしのどちらかとなります。