次の表に、ACCEPTコマンドを使用する際の考慮事項を示します。
対象 | 使用上の注意 |
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複数の変数のコーディング | 複数の変数をコーディングすると、各変数には引用符付き文字列に含まれていない最初のスペース文字までの入力テキストが順番に割り当てられます。 |
入力テキストの区切り | 数値の入力テキストを区切ることができるのは、スペース文字またはレコード境界だけです。 文字列は、アポストロフィーで囲む必要があります。例えば、以下のACCEPTコマンドを満たすために提供されるデータ レコードには、2つのフィールドが含まれています。 .Accept age, name from file info; 以下の例に示されている2つのサンプル データ レコードのうち、最初のレコードは正しいです。しかし、2番目のレコードは間違っています。 32 'Tom' 32 Tom |
変数の数 | リストされる変数の数が使用可能な応答の数より多い場合、未使用の変数は未定義(ヌル)のまま残ります。すべての応答を保持するだけの十分な変数がない場合は、Teradata MultiLoadによって警告メッセージが表示されます。 |
ソース ファイルのレコード制限 | 指定ソースから受け入れられるのは、単一のレコード、行、または入力行です。ACCEPTコマンドが変数を取得するファイルには、レコードが常に1つしか入っていないようにします。 |
システム コンソール/標準入力デバイスの指定 | システム コンソール/標準入力(stdin)デバイスのfileid指定としてはアスタリスク(*)文字を使用してください。 システム コンソールとは次のいずれかです。
キーボードや標準入力デバイスについての詳細は、ファイルの要件を参照してください。 |
z/OS fileidの使用上の注意 | DDNAMEを指定すると、Teradata Multiloadにより指定されたソースからデータ レコードが読み取られます。 DDNAMEは、以下の場合を除いて、Teradata SQL列名と同じ構成規則に従う必要があります。
DDNAMEは、外部システムに適用可能な規則に従う必要があります。シーケンシャル(VSAM)データ セットを参照できます。 DDNAMEが磁気テープ上のデータ ソースを表わす場合、テープは、オペレーティング システムのサポート内容によって、ラベル付きとラベルなしのどちらかとなります。 |