次の表では、RUN FILEコマンドを使用する場合に考慮すべき事柄について説明します。
対象 | 使用上の注意 |
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RUN FILEコマンドの実行 | Teradata Multiloadでは、RUN FILEコマンドの実行後、LOGOFFコマンドまたはファイルの終わりのどちらかが検出されるまで、指定されたソースからのコマンドの読み取りが継続されます。 ファイルの終わりが検出されると、直前にアクティブだったソース(以下参照)からコマンドおよびDML文の読み取りがTeradata Multiloadによって自動的に再開されます。
SYSIN/ stdinは、ユーザーが指定した起動パラメータがTeradata Multiloadによって処理された後でもアクティブな入力ソースのままです。
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ネストされたRUNコマンド | RUN FILEコマンドが指定したソースは、RUNコマンドの入れ子を16レベルまで指定できます。 |
-i scriptencodingパラメータ | -i scriptencodingパラメータを使用すると、指定したエンコーディング形式およびバイト順序が、.RUN FILEコマンドで指定されるすべてのコマンド ファイルおよび入れ子になったすべてのRUN FILEコマンドに適用されます。 |
システム コンソール/標準入力デバイスの指定 | システム コンソール/標準入力(stdin)装置のfileid指定には、アスタリスク文字(*)を使用します。 システム コンソールとは次のいずれかです。
キーボードや標準入力デバイスについての詳細は、ファイルの要件を参照してください。 |
z/OS fileidの使用上の注意 | DDNAMEを指定すると、指定したソースからデータ レコードがTeradata Multiloadによって読み取られます。 DDNAMEは、以下の場合を除いて、Teradata SQL列名と同じ構成規則に従う必要があります。
DDNAMEは、外部システムに適用可能な規則に従う必要があります。シーケンシャル(VSAM)データ セットを参照できます。 DDNAMEが磁気テープ上のデータ ソースを表わす場合、テープは、オペレーティング システムのサポート内容によって、ラベル付きとラベルなしのどちらかとなります。 |