Teradata SQL文 - MultiLoad

Teradata® MultiLoad リファレンス

Product
MultiLoad
Release Number
17.00
Published
2020年6月
Language
日本語
Last Update
2021-01-07
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B035-2409
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata SQL文は、データベース内に格納されているデータを定義し、処理します。

Teradata MultiLoadでは、Teradata SQL文のサブセットがサポートされています。そのため、Teradata Multiloadユーティリティ タスクの実行に先立って通常のデータベース保守機能を実行する場合に他のユーティリティを起動する必要がありません。例えば、サポートされているTeradata SQL文を使用して次のことを実行できます。
  • ロードするテーブルを作成する。
  • データベースを明示的なテーブル名修飾子として設定する。
  • ジャーナル表にチェックポイント指定を追加する

次の表はTeradata MultiloadでサポートするTeradata SQL文を示します。他のTeradata SQL文を使用するためには、Teradata Multiloadを終了し、Basic Teradata Query(BTEQ)などの他のアプリケーションからTeradata SQL文を入力します。

Teradata MultiloadでサポートされるTeradata SQL文
Teradata SQL文 機能
ALTER TABLE 既存の表の列構成またはオプションを変更します。
CHECKPOINT チェックポイント登録項をジャーナル表に追加します。
COLLECT STATISTICS 表の1つ以上の列で統計データを収集します。
COMMENT データベース オブジェクトに関係するコメント文字列を格納または取得します。
CREATE DATABASE 新規データベースを作成します。
CREATE MACRO 新規マクロを作成します。
CREATE TABLE 新規表を作成します。
CREATE VIEW 新規ビューを作成します。
DATABASE 現在のセッション用にデフォルト データベースを新たに指定します。
DELETE 表から行を削除します。
DELETE DATABASE データベースから表、ビュー、およびマクロをすべて削除します。
DROP DATABASE 空のデータベースの定義をデータ ディクショナリから削除します。
DROP TABLE 表を削除します。
GIVE 別のユーザーにデータベースの所有権を転送します。
GRANT データベース オブジェクトへの権限を付与します。
INSERT 表に新しい行を挿入します。
MODIFY DATABASE 既存のデータベースのオプションを変更します。
RELEASE MLOAD データベース内のターゲット テーブルからアクセス ロックを解除します。

これにより、Teradata MultiLoadタスクが中断または打ち切られた場合にTeradata MultiLoadジョブが再開されないようにします。

RELEASE MLOAD文は、別のアプリケーション(BTEQなど)から入力する必要があります。RELEASE MLOAD文は、Teradata MultiLoadから入力できません。
RENAME 既存の表、ビュー、またはマクロの名前を変更します。
REPLACE MACRO

REPLACE VIEW

既存のマクロまたはビューを再定義します。
REVOKE データベース オブジェクトへの権限を無効にします。
SET QUERY_BAND 問合わせの優先順位を決定するための問合わせのタイプおよびソースを識別します。
Teradata MultiLoadは、“SET QUERY_BAND ... FOR TRANSACTION;”文を解析して、データベースに送られないようにします。
SET SESSION COLLATION 現在のセッションの照合指定をオーバーライドします。
SET SESSION OVERRIDE REPLICATION ON/OFF レプリケーション サービスを有効/無効にします。
UPDATE 表内の既存の行の列値を変更します。
BEGIN MLOADコマンドの前にDML文(挿入/削除/更新)を指定すると、非高速パスが使用され、処理は一時ジャーナル内で行なわれます(非常に低速で最大領域を超える場合があります)。BEGIN MLOADコマンドの後にDML文を指定すると、高速パスが使用され、処理はトランザクション フェーズ内で行なわれます(非常に高速)。

各Teradata SQL文の構文および詳細については、Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語 - 詳細トピック, B035-1184およびTeradata Vantage™ - SQLデータ操作言語, B035-1146を参照してください。