次の表に、TABLEコマンドを使用する際の考慮事項を示します。
対象 | 使用上の注意 |
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参照する表の列名 | 指定した表の列名はTeradata SQL列名でなければならず、引用符で囲まれている必要はありません。 無効な列名を使用して表を作成することはできず、無効な列名を使用すると、標準とどれほど異なっているかに応じて、様々なエラーが発生します。次のようなエラーがあります。
FIELD名にマルチバイト文字が含まれる場合は.TABLEコマンドの使用は避けてください。代わりにFIELDコマンドを使い、マルチバイトのフィールド名を二重引用符で囲みます。例えば、次のように指定できます。 .FIELD “” * INTEGER;
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TABLEコマンドとFIELDコマンドまたはFILLERコマンドとの組み合わせ | 1つ以上のTABLEコマンドを、LAYOUTコマンドに続くFIELDまたはFILLERと組み合わせて使用できます。 レコードのレイアウト フィールドを指定するこの方法は、tablerefの対応する列のデータ記述によって定義される各フィールドが、直前のフィールドと連続していて、入力レコードに対する先行のフィールド指定に関係なく、次の文字位置から始まることを前提とします。各フィールドは、表の列に対して定義されている順序で指定する必要があります。 tablerefパラメータで識別されるオブジェクトは表でなければなりません。指定する表は、BEGIN MLOADまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドのパラメータとして指定する必要はありませんが、ユーザーがその表の所有者であるか、少なくとも1つの権限を持っている必要があります。 修飾のないテーブル名として指定した場合は、現行のデフォルトのデータベースによって修飾されます。 |
TABLEコマンドとUDT型 | TABLEコマンドを使用する場合、表に構造型UDTが含まれていると、Teradata MultiLoadはUDTの外部表現を返し、ユーザーによる変換が必要になります。「外部型」とは、構造型UDTのあいまいな外部コンテナのデータ型を意味し、from-sql変換方式で返される型です。 |