次の表 にTeradata MultiLoadソフトウェアで提供されている3つのサンプル プログラム ファイルを示します。このサンプル プログラム ファイルを使用することにより、ワークステーション接続されたWindowsクライアント システム上のTeradata MultiLoadジョブ スクリプト内にINMODルーチンと通知出口ルーチンを生成して使用できます。
サンプル ファイル | 説明 |
---|---|
mlimod.c | INMODルーチンのソース ファイルです。 |
mlnotf.c | 通知出口ルーチンのソース ファイルです。 |
going | 通知出口の拡張オブジェクト名ルーチンのソース ファイル |
参照されているサンプル ファイルのリストを見て、以下の手順によりTeradata MultiLoadジョブ内でINMODまたは通知出口ルーチンを生成し、使用します。
- ルーチン ソース ファイルを編集して、dynamn名がa __declspecであることを確認します。
後の方にリストされているサンプルのルーチン ファイルを参照してください。
- mlimod.c
- mlnotf.c
- DLLを作成するためには、以下のコマンドを使用します。
cl.exe /nologo /MTd /W3 /Zp1 /c /O2 -D _WINDOWS -D _MBCS -D _USRDLL -D _CRT_SECURE_NO_DEPRECATE -D WIN64 -D _WIN64 -D WIN32 -D TA_nt_x8664=1 /Fo sourcefilename.obj sourcefilename.c
link.exe -largeaddressaware -incremental:no -nologo /machine:X64 -dll -subsystem:windows,5.02 /out:sourcefilename.dll sourcefilename.obj
ここで、sourcefilenameはINMODまたは通知出口ルーチンのソース ファイルの名前です。コマンドの実行が成功すると、ソース ファイルと同じ名前にファイル拡張子.dllが付いた次のようなファイルが生成されます。
sourcefilename.dll
コマンドの実行が成功すると、ソース ファイルと同じ名前にファイル拡張子.dllが付いた次のようなファイルが生成されます。
sourcefilename.dll
- Teradata MultiLoadジョブ スクリプト内でsourcefilename.dllファイル名を以下のように使用します。
ルーチンのタイプ sourcefilename.dllファイルの用途 INMOD Teradata Multiloadジョブ スクリプトのIMPORTでのINMOD modulename指定 通知出口 Teradata Multiloadジョブ スクリプトのBEGIN MLOADコマンドまたはBEGIN DELETE MLOADコマンドでのNOTIFYオプションのEXIT name指定