目的
2フェーズ コミット未確定解決方法で使用されるTDP内部セッションを使用不能にします。
構文
使用方法に関する注意
このコマンドは、未確定解決機能(IRF)を使用不能にします。この機能は2フェーズ コミット未確定解決方法で使用される2つのTDP内部セッションから構成されます。DISABLE IRFコマンドを実行すると、その2つのTDP内部セッションがデータベースからログオフされます。
他のセッションがログオンしておらず、DISABLE IRFコマンドが完了している場合は、RDBMSコンソール上のステータス表示がLOGON/QUIETに変更されます。再構成プログラムを実行するためには、LOGON/QUIET状態でなければなりません。
DISABLE IRFコマンドを使用して、*TDPINT*というジョブ名の内部セッションをログオフします。再構成プログラムの実行後は、ENABLE IRFコマンドを使用して2つの内部セッションを再確立します。
IRFを使用不能にすると、自動的な未確定解決方法と、手動による未確定解決方法に関するTDPコマンド(COMMIT、ROLLBACK、およびDISPLAY INDOUBT)が拒否されます。IRFを使用不能にしても、CLIv2アプリケーションやTPCCONSユーティリティの使用時には依然として手動の未確定解決方法を使用できることに注意する必要があります。
2つの内部セッションを使用不能にするには、このTDPコマンドDISABLE IRFを使用しなければなりません。性能モニター コマンドABORT SESSIONSを使用してTDP内部セッションをログオフしてはなりません。
例: DISABLE IRF
DISA IRF
完了メッセージ
TDP0445 sessiontype SESSION ENDED
sessiontypeは意味解釈ルーチン基本モジュール(Resolver Base Module: RBM)またはLOG。通常は、RBMセッションに関してメッセージが1つ表示され、LOGセッションに関して1つ表示されます。