TDPを開始するには、次の一般的な手順に従ってください。
- 使用しているシステムの<dbcpfx>.TDPLOADライブラリにAPF許可があるか調べます。
- TDPISSIモジュールが稼動してIPL時に完了したか調べる。
- (オプション)必要に応じて、TDPPARMデータ セットをカスタマイズします。
例えば、新規のTDPを導入した場合や初期設定オプションを変更する場合にTDPPARMデータ セットをカスタマイズできます。
- TDPタスクを開始する。通常このタスクはtdpidと同じ名前です。
TDP始動JCLの例が、<dbcpfx>.PROCLIBに、TDP0およびTDP1というメンバー名で組み込まれています。
z/OSシステムでは、TDPは実行中に以下の排他的なシステム規模の逐次化を確立します。
メジャー ネーム マイナー ネーム 目的 TERADATA 4byte EBCDIC tdpid 複数のTDPが同じIDになるのを防ぎます。 TERADATA 8byte EBCDIC HOSTxxxx。 'xxxx'はEBCDICに変換される16進数の論理ホストID 複数のTDPが同じDatabase論理ホストを使用するのを防ぎます。 z/OSでは、TDPは資源名リスト(RNL)を使用して逐次化の範囲を変更することを禁止していません。このため、メインフレームの構成が同じデータベース論理ホストにアクセス可能なシスプレックスから成る場合には、z/OS Global Resource Serialization(グローバル資源の逐次化)を使用してシステム内蔵RNLにメジャー ネームとマイナー ネームを含めることにより、ローカルTDPの逐次化をすべてのシステム イメージに拡大できます。
TDPの開始に関する詳細は、<Teradata® Tools and Utilities for IBM z/OSインストール ガイド (B035-3128)>を参照してください。