データベースを再起動すると、セッションはそのままになりますが、確定されているアクティブな要求は終了します。データベースが復旧すると、TDPは再起動時にアクティブだったすべての要求に関するエラー応答をデータベースから引き出します。この応答は、アプリケーションに反映されます。
アクティブな要求はなかったけれども、トランザクションを実行中だったセッションは、トランザクション実行中の状態を失います。このため、アプリケーションが送信する次の要求は無条件にアボートされ、トランザクション ロスの状態がアプリケーションに反映されます。
未確定の要求は未確定のままになります。
以前にアクティブであったSPが再起動後に停止した場合、TDPはセッション能力が維持されるようにそのSPのセッションを別のSPに切り替えます。これは、セッションが切り替わる前に開始された要求が遅延することを除いて、アプリケーションには表示されません。