2PCを使用するセッションでは、コーディネータにエラーが発生した場合、データベースは更新をコミットするかロールバックするかを一方的に決定できません。コーディネータが未確定セッションを戻すか、手動で解決することが必要になった場合、TDPにはデータベースに解決法を通知する機能が搭載されています。TDP AUTHORIZコマンドを使用して、コーディネータがTDP RESOLVEコマンドを使用することを許可します。
TDP COMMITコマンドおよびROLLBACKコマンドを使用して、手動で未確定を解決できます。手動による解決は、データベースからRDBMSコンソールでTPCCONSユーティリティを使用して実行することもできます。詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ, B035-1102>を参照してください。
未確定セッションを手動で解決する場合、十分注意して行なってください。解決のしかたを誤ると、関係するデータベース間のデータの保全性が失なわれます。