未確定セッションの解決 - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/bvb1608578422774.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/bvb1608578422774.ditaval
dita:id
B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

2PCを使用するセッションでは、コーディネータにエラーが発生した場合、データベースは更新をコミットするかロールバックするかを一方的に決定できません。コーディネータが未確定セッションを戻すか、手動で解決することが必要になった場合、TDPにはデータベースに解決法を通知する機能が搭載されています。TDP AUTHORIZコマンドを使用して、コーディネータがTDP RESOLVEコマンドを使用することを許可します。

TDP COMMITコマンドおよびROLLBACKコマンドを使用して、手動で未確定を解決できます。手動による解決は、データベースからRDBMSコンソールでTPCCONSユーティリティを使用して実行することもできます。詳細については、<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ, B035-1102>を参照してください。

未確定セッションを手動で解決する場合、十分注意して行なってください。解決のしかたを誤ると、関係するデータベース間のデータの保全性が失なわれます。