目的
TDPとアプリケーション プログラムとの間の通信モードを変更する。
構文
構文規則:
- SVC
- 通信モードをスーパーバイザー コール(supervisor call : SVC)にするよう指定する要素
- nnn
- 使用されるSVCの番号
- DYNAMIC
- SVCが、TDPの開始時にz/OSに導入され、停止時に除去されるよう指示する要素
- PC
- 通信モードをプログラム呼び出し(program call : PC)にするよう指定する要素
使用方法に関する注意
複数のTDPで同じSVC番号を使用する場合は、DYNAMICオプションを指定することはできません。DYNAMICを指定すると、最初に停止されるTDPによってSVCがシステムから除去され、他のTDPで使用できないようになります。
データベースで複数のバージョンのTRDTMAS(z/OS)またはTRDTHAS(VOS3)が使用されている場合は、その個々のバージョンは固有のSVC番号nnnで識別されます。
例1: INITIAL IACMODE
INIT IACMODE SVC
例2: INITIAL IACMODE
INITIAL IACMODE PC