目的
指定のコーディネータに関する、1つまたはすべての2フェーズ コミット未確定セッションをロールバックします。
構文
構文規則:
- ALL
- コーディネータに関するすべての未確定セッションをロールバックするよう指定する要素。
- SESSION
- 1つのセッションだけをロールバックするよう指定する要素
- number
- ロールバックされる未確定セッションの数。
- name
- 英数字のコーディネータ名
- id
- (任意選択)10進数の論理ホストID
使用方法に関する注意
省略時ではROLLBACKコマンドにはLOGOFF処置が組み込まれています。このコマンドの実行結果は、データベースのInDoubtResLogに記録されます。
LHIDパラメータは、廃止予定のHOSTパラメータと置き換えられる。
例1: ROLLBACK
ROLLBACK ALL COORD TERCICS
完了メッセージ1
TDP0420 ALL IN-DOUBT SESSIONS FOR COORDINATOR TERCICS ROLLED BACK
例2: ROLLBACK
ROLLBACK SESSION 3253 COORD IMS
完了メッセージ2
TDP0403 SESSION 3253 ROLLED BACK