目的
このTDPに割り当てられているSPのステータスを表示する。
構文
略語DIとDISは古い表記である。
構文規則:
- xxxx
- 情報が表示されるSPのID(4文字の16進数)
- SESSIONS
- SPに関するすべてのセッションのリストを表示するよう指示する。
- NODETAIL
- SPに関する診断情報を表示しないよう指示する。これがデフォルトである。
- DETAIL
- SPに関する診断情報を表示するよう指示する。
使用方法に関する注意
可能な場合には、次の情報が必ず表示される。
- SP番号
- 次のSPステータス
ステータス 定義 NOT OPERATIONAL SPがダウンしていることがデータベースに示されている。 OPERATIONAL SPがアップしていることがデータベースに示されている。 USABLE 操作可能で、TDPのステータスがデータベースのステータスと同期化されている。 DELAYED 操作可能だが、このSPの同期化が実行中なので要求が遅延している。 SERIALIZED 操作可能で、SPの同期化要求に使用されている。 - セッションが割り当てられている場合
- セッションの合計数
- モニター パーティションを使用しているセッションの数
- 未確定だが、その元のアプリケーションが使用しなくなったセッションの数
- 割り振られているセッションが、ログオフに対する応答を待機しているかどうか
- 割り振られているセッションが、ダウンSPから操作可能SPへのセッション切替えに関係しているかどうか
コマンドに指定されているオプションに従って、次の情報が表示される。
選択したオプション | 表示される情報 | |
---|---|---|
DETAIL | IF . . . | 表示される情報 |
同期化中 | ホスト開始要求かセッション情報要求が送信されているかどうか、および使用されているSP | |
このSPにCPとの類似性がある | 拡張類似性IDおよびCPのリスト | |
このSPがCPに従属している | SPの従属性IDおよびCPのリスト | |
SESSIONS | このSPで割り振られた各セッションの、セッション番号、ジョブ名、および以下に示す状態。 | |
状態 | 定義 | |
IDLE | 要求が活動状態ではない | |
ACTIVE | 要求が活動状態である | |
STARTING | セッション確立中 | |
ENDING | セッションのログオフ待ち | |
SWITCH PENDING | セッションを操作可能SPに切替え待ち | |
SWITCH ACTIVE | セッションを操作可能SPに切替え中 | |
元のアプリケーションが使用しなくなった未確定セッションごとのセッション番号 |
例: DISPLAY SP
D SP
完了メッセージ
TDP1260 SPNUM 000F: OPERATIONAL, USABLE TDP1261 SESSIONS: 2 (MONITOR: 0, INDOUBT: 1) TDP1260 SPNUM 000E: OPERATIONAL, USABLE TDP1261 SESSIONS: 2 (MONITOR: 0, INDOUBT: 0)