TDPコマンドは、初期化中にTDPPARMから、オペレータ コンソール(またはコンソールをシミュレートするプログラム)から、z/OSではサブシステム インターフェースまたはシステムMODIFYコマンドから、Vantage DBCCMDアプリケーションによって、またはDBCHCLコマンド機能を使用してCLIv2アプリケーションから発行できます。z/OSコンソールから発行される場合、応答はそのコンソールに返されます(z/OSでは、1バイトと4バイトのコンソールIDの両方がサポートされます)。
TDPに関するすべての作業と同様に、コマンドには処理を行なうTDPセルが必要になります。XMSセルが不足した場合、TDPは強制的にサブシステム インターフェースから発行されるコマンドをシステムMODIFYコマンドに変換します。このような不足が原因でコマンドを処理できない場合、システムMODIFYコマンドを使用してTDPコマンドを発行できます。XMS以外のセルが不足した場合には、すべてのTDPコマンドが処理できなくなったり、コマンドに応答できなくなる場合があります。どの種類のセルが不足した場合にも、まずTDPメッセージの操作に影響を与えるメッセージセクションで説明されているメッセージが生成されます。このような不足はコマンド処理に影響する可能性があるため、不足が発生した時点で対応すべきです。