目的
ENABLE NPCOMMコマンドは、NPに対する通信の理由、損失、再開に関連するメッセージの作成に使用されます。DISABLE NPCOMMコマンドは、このコマンドによって許可されるメッセージを抑制するために使用されます。DISPLAY TDPコマンドは、現在の設定の取得に使用されます。
構文
- STATUS
- 通信問題でDatabaseとの通信を復元または初期化する必要がある場合は、メッセージを作成するよう要求する。
- DETAIL
- 通信問題を詳細に説明し、影響を受けた処理を詳細に説明し、いつ通信が復元または初期化されたかを示すメッセージを作成するよう要求する。
使用方法に関する注意
NPCOMM STATUSはデフォルトで有効化されている。
通信の復元は、データベースへの要求とデータベースからの応答を阻止せずに復元できる通信問題に対して発生します。通信の復元が失敗すると、通信は初期化されます。
通信の初期化は、NPの開始時、そしてその後、データベースへの要求またはデータベースからの応答を阻止せずに復元できない通信問題に対して発生します。
例: ENABLE NPCOMM
ENABLE NPCOMM DETAIL
完了メッセージ
以下のメッセージは、コマンドが正常に完了したことを示す。
TDP0401 NPCOMM DETAIL HAS BEEN ENABLED
結果メッセージ
NPCOMM STATUSが有効化されると、通信を復元または初期化する必要がある場合に以下のメッセージのうち1つ以上が作成されます。
TDP3511 "npname" IS WAITING FOR COMMUNICATION TO BE ESTABLISHED TDP3513 "npname" COMMUNICATION HAS BEEN RE-INITIALIZED TDP3514 "npname" COMMUNICATION HAS BEEN RESTORED
NPCOMM DETAILが有効化されると、通信を復元または初期化する必要がある場合、あるいは復元または初期化した場合に以下のメッセージのうち1つ以上が返されます。
TDP3508 NPxxxx direction: COMMUNICATION PROBLEM, "USE REFUSED" TDP3510 NPxxxx direction: WHEN "ESTABLISHING COMMUNICATION" TDP3509 NPxxxx direction: FAILED TO RESTORE COMMUNICATION, "NOT OPERATIONAL" TDP3512 "npname" COMMUNICATION PROBLEM PERSISTS, CURRENTLY RETRIED count TIMES