TDPUSEC操作 - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/bvb1608578422774.ditamap
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ja-JP/bvb1608578422774.ditaval
dita:id
B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

TDPUSECは次の3種類の呼出しを処理します。

  • 初期設定
  • 2: セキュリティ違反
  • Terminate(終了)

この出口は、TDP ENABLE USECコマンドを実行するとTDPPARMのTDP起動の一環として、またはその後の任意の時点で有効にできます。TDP DISABLE USECコマンドを使用すると、出口は任意の時点で無効にできます。

TDPUSECモジュールを置換した場合は、まずTDP DISABLE USECコマンドで古いバージョンを無効化してからTDP ENABLE USECコマンドで新規バージョンを有効化すれば新規バージョンを使用できます。この2つのコマンドの間ではTDPUSECは使用されていません。

ENABLE USECコマンドを実行すると出口が初期設定されます。初期設定時にTDPUSECは作業域の取得やファイルのオープンなどを行ないます。

TDPUSECでセキュリティ違反呼出しが受け取られると、次のいずれかの処置が取られます。

  • 次のことを示す戻りコードを設定する。
    • エラー メッセージがクライアント オペレータに対して発行され、同時にシステム ログに書き込まれる。
    • セキュリティ違反SMF/SMSレコードが書き込まれる(z/OSのみ)。
  • TDPUSECを呼び出したTDPに制御権を戻す。

TDPUSECで終了呼び出しが処理されるのは、TDPが使用不能な場合か、またはDISABLE USECコマンドの実行時です。出口でこの呼び出しが受け取られると、ファイルがすべてクローズされ、資源がすべてクリーンアップされます。

TDPUSECルーチンのコーディング例については、TDPに付属のサンプルTDPUSECを参照してください。

パラメータ リストはTDPUSPRMマクロによって記述されます。このマクロは製品に付属しています。