目的
いくつかのセッションのデータベースからのログオフを強制実行します。
構文
構文規則:
- sessnumber
- ログオフされるセッションのセッション番号(10進数形式)。先行ゼロを指定する必要はない。
- ALL
- すべてのセッションをログオフするよう指定
- jobname
- ジョブ名(すべての環境)
- セッションがログオフされるTSOユーザーの識別子(z/OSのみ)
- taskid
- ログオフするセッションを確立したz/OSのTCBアドレス。
- SUCCESS
- コマンドが成功したことを示すメッセージを抑止するよう指定する要素。
- WARNING
- 影響を受けるセッションが存在しないことを示す警告メッセージを抑止するよう指定する要素。
- ALL
- 成功と警告の両方のメッセージを抑止するよう指定する要素。
使用方法に関する注意
LOGOFFコマンドを実行すると、ログオフされるセッションごとにログオフ要求がデータベースに送信されます。SES ALLオペランドを使用すると、すべてのセッションがログオフされた時点でデータベース ログオンは使用不能になります。
ログオフされるセッションに関する未解決の要求はアボートされ、その結果が要求側のアプリケーションに戻されます。これ以後ログオフ セッションに関する要求は、エラー メッセージと共にアプリケーションに戻されます。
セッションをログオフするには、そのセッションが稼動しているTDPからLOGOFFコマンドを発行する。
性能モニターABORT SESSIONコマンド
別の性能モニター コマンドとしてABORT SESSIONがあり、これはRDBMSコンソールから実行されます。ABORT SESSIONコマンドを使用すると、すべてのメインフレームまたはLANクライアント上のすべてのデータベース セッションをログオフできます。また、ユーザー名だけに基づいてセッションをログオフできます(ホストIDとセッション番号は不要)。
例1: LOGOFF
LOGOFF SES 1259
完了メッセージ1
TDP0864 LOGOFF COMMAND ACCEPTED FOR SESSION 1259
例2: LOGOFF
LOGOFF SES ALL
完了メッセージ2
TDP0860 LOGOFF INITIATED FOR number_of_sessions SESSIONS
例3: LOGOFF
LOGOFF JOB AWVRET
完了メッセージ3
TDP0850 JOB AWVRET number_of_sessions LOGOFFS INITIATED