DISPLAY POOL - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/bvb1608578422774.ditamap
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B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

いくつかの確立済みのセッション プールに関する情報と統計をリストする。

構文



略語DIとDISは古い表記である。

構文規則:

poolid
情報を表示するプールのID
ALL
すべてのプールに関する情報を表示するよう要求する要素

使用方法に関する注意

START POOL処理時にエラーが起きた(プール セッションの追加作成により、データベースか導入システムで定義されている最大セッション能力(maximum session capacity: MAXSESS)を超えたという理由で)場合、DISPLAY POOLコマンドを使用して、エラーのために処理が止まる前にプールに正常に追加されたセッションの数を判別できます。その後、セッション要求が減少したら、MODIFY SESSIONSコマンドを使用して、希望する数だけプールのセッションを取得できます。

例: DISPLAY POOL

D POOL ID ACTR04
D POOL ALL

完了メッセージ

次のように、DISPLAY POOLコマンドに対する完了メッセージは、先頭がヘッダー行、その次がプール当たり1行の統計行という構成になる。

TDP0869   ID     REQD AVAL ALC BUSY    LOGS ERR E/D
TDP0870 FTXCLUP  0001 0001 000 0000 0000001 011 (E)

構文規則:

列見出し 含まれる情報
ID 統計を表示するプールの固有な識別子
REQD START POOLまたはMODIFY POOLコマンドで指定されたプール中の、要求されたセッションの数
AVAL プール中のセッションのうち、現在未使用で、アプリケーションのログオン要求に応じて使用できる数
ALC 現在アプリケーションで使用中のプール セッションの数
BUSY データベースに対するログオン処理中のプール セッションの数
LOGS プール セッション中ですでに要求を満たしたアプリケーション ログオン要求の数
ERR 使用可能なプール セッションの不足により拒絶されたアプリケーション ログオン要求の数
E/D プールに対するログオンが使用可能(E)か使用不能(D)のどちらかを示す