2フェーズ コミット用のTDP内部セッション - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

TDPの初期設定時に、2つの内部セッションがユーザーID TDPUSERでデータベースにログオンします。SET USERIDコマンドを使用してTDPUSER名を変更できます(SET USERIDを参照)。ユーザーIDはデフォルトでEBCDICになりますが、SET CHARSETコマンドを使用して異なる文字セットを指定することができます(SET CHARSETを参照)。現在のユーザーIDおよび文字セットはDISPLAY TDPコマンドを使用すると表示できます(DISPLAY TDPを参照)。TDPUSERの代わりに使用する新規のユーザーIDには、DBCに関するEXECUTE権限がなければなりません。TwoPCRuleマクロはDIPVIEWSにあります。この権限は通常、システム管理者によって設定されます。

2フェーズ コミットおよびDBC.TwoPCRuleマクロの詳細については、次のいずれかを参照してください。
  • Teradata Vantage™ - データベースの設計, B035-1094
  • Teradata Vantage™ - データベースの管理, B035-1093

2つのTDP内部セッションが2フェーズ コミット トランザクションの未確定解決方法として使用されます。これらのセッションはTDPの開始時に確立され、TDPを遮断するまで有効になります。これらの内部セッションを表示するには、セッション関連情報をリスト表示する任意のTDPコマンド表示(DISPLAY SESSIONSコマンドによる出力など)を使用します。内部セッションは、次のジョブ名で画面に表示されます。

*TDPINT*

これらの2つの内部セッションは2フェーズ コミット用の未確定解決機能(In-doubt Resolution Facility: IRF)で構成されます。2フェーズ コミット アプリケーションを実行するには、IRFを使用可能にしなければなりません。

DISABLE IRFコマンドを使用して未確定の解決方法を使用不能にし、RDBMSコンソールをLOGON/QUIETステータスにできます。ただし、IRFを使用不能にすると、使用している2フェーズ コミット アプリケーションは稼動しません。2つの内部セッションを使用不能にするには、性能モニターABORT SESSIONコマンドではなく、DISABLE IRFコマンドを使用しなければならないことに注意してください。