システム プログラマはTDP DISPLAY CELLSコマンドを使って、TDPセル システムの性能を監視できます。DISPLAY CELLSコマンドの応答で、TDPは次のセル システム統計を表示します。
- 使用中のセルのサイズ
- TDPに割り振られたセルのそれぞれのサイズ
- 現在使用中のセルのそれぞれのサイズ
- 一度に使用されるセルの最大サイズ
- 割り振られたセルがすべて使用中のため、要求を満たすためにGETMAINを使用した回数
- 最初に使用中の、メモリ 間セル数
- そのサイズの全セルが使用中のため、TDPサブタスクが待機中になった回数
z/OSの場合は、SMF遮断レコードの最終的な統計を表示します。
この情報が、現在割り振られているセル数が特定の種類の処理には適さないことを示す場合は、さらにいくつかのセルをメモリ マネージャに提供できます。セルは、TDPの始動時に、ADD CELLSオペレータ コマンドを使用して追加できます。このコマンドは、TDPPARMデータ セットまたはシステム コンソールから実行できます。
例えば、統計がFastLoad操作時のクライアントの性能に問題があることを示しているならば、システム プログラマは次のFastLoadを実行する前に、データ バッファのサイズのセルを追加するよう決定できます。