DISPLAY CONFIG - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/bvb1608578422774.ditamap
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ja-JP/bvb1608578422774.ditaval
dita:id
B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

DISPLAY CONFIGコマンドは、CONFIGコマンドによって指定可能な情報に対する現在の値を表示するために使用される。

構文



CP
チャネル プロセッサ設定情報が表示されるように要求する。
NP
ネットワーク プロセッサ設定情報が表示されるように要求する。
XP
チャネル プロセッサとネットワーク プロセッサの両方によって使用される設定情報が表示されるように要求する。
NODETAIL
一般的な用途の設定オプションに対する値のみが表示されるように要求する。
DETAIL
一般的な用途ではない設定オプションに対する値が表示されるように要求する。
このオペランドは、Teradataカスタマー サポート担当者の指示を受けて使用するよう意図されています。結果情報を適切に解釈するためには、TDP内部の知識が必要です。このような知識がなければ、正しくない結論が導き出される可能性があります。この推奨事項に注意することによって、時間を節約できます。

使用方法に関する注意

CONFIGコマンドによって指定可能であるが指定されなかった、デフォルト値がない情報は表示されない。

一般情報

次の情報が必ず表示されます。
  • CONFIG COMMLOST MSG INTERVALコマンドで設定されている、データベースとの通信がすべて失われていることを通知するメッセージ間の分数。

'CP'が指定されている場合、何も追加で表示されない。

'NP'が指定されている場合、以下の情報が表示される。

  • 設定時、開始された最初のNPに必要な場合に使用されるデータベース論理ホストID。これは、CPがNPの前に開始された場合にTDPによって使用されているLHIDでないことがあります。
  • 設定時、通信が確立されるドメインの名前。この名前は、Vantageに対してネットワーク管理者によって確立されたオペレーティング システム ローカル ホスト、またはネットワーク ドメイン名システム(DNS)の名前に対して定義されたネットワーク名の右端のラベルから構成されます。ネットワーク情報の設定については、<Teradata® Tools and Utilities for IBM z/OSインストール ガイド (B035-3128)>を参照してください。
  • 設定時、使用されるオペレーティング システムIPスタックの名前。
  • CONFIG DATABASEオペランド、DOMAINオペランド、およびSTART IPADDRオペランドの文字セット。この値は現在設定できませんが、デフォルトはEBCDICです。
  • 設定時、通信が確立されるデータベースの名前。この名前は、Vantageに対してネットワーク管理者によって確立されたオペレーティング システム ローカル ホスト、またはネットワーク ドメイン名システム(DNS)の名前に対して定義されたネットワーク名の左端のラベルです。ネットワーク情報の設定については、<Teradata® Tools and Utilities for IBM z/OSインストール ガイド (B035-3128)>を参照してください。
  • ENABLE NPCOMM DETAILが発行されている場合、NPがデータベースとの接続を確立しようとしているときにTDP3512メッセージが発行される頻度。

'XP'が指定される場合、何も追加して表示されない。

DETAIL情報

DETAIL以外のオプションが設定されていない場合、何も表示に追加されない。

CPオペランドとDETAILオペランドの両方が指定されている場合、以下の情報が表示されます。
  • 通信プロトコル チェックサム処理が強制切断される(OFF)か、強制接続される(ON)か、またはデータベースがそのようなチェックサムを表わすかどうかを自動的に調整する(AUTO)か。
  • CPが使用不可とみなされる前の連続した通信プロトコル チェックサム違反の最大数。値が0の場合はしきい値が存在しないことを示します。
  • チャネル送信に推奨されるI/Oバッファの最大数。この推奨は使用される値でないことがあります。
  • チャネル送信に推奨されるI/Oバッファの最大サイズ。この推奨は使用される値でないことがあります。
  • CP処理に使用されるCPU時間が記録されるかどうか。
NPオペランドとDETAILオペランドの両方が指定されている場合、以下の情報が表示されます。
  • 設定時、NPと関連付けられているデータベースのネットワーク ポート。
  • 送信単位(TU)サマリー情報を記録するかどうか。
  • 設定時、 IPv4 only、IPv6 only、または'DUAL'のいずれかとして使用されるIPアドレス指定のバージョン。
  • 設定時、使用されるネットワーク IP転送メカニズム。
  • 設定時、使用されるデータベースのネットワーク ポートと関連付けられているサービスの名前。
  • カプセル化チェックサム処理はONである。ただし、この情報は設定されていないことがある。
  • NPが使用不可とみなされる前の連続したカプセル化チェックサム違反の最大数。値が0の場合はしきい値が存在しないことを示します。
  • ネットワーク送信に推奨されるI/Oバッファの最大数。この推奨は使用される値でないことがあります。
  • ネットワーク送信に推奨されるI/Oバッファの最大サイズ。この推奨は使用される値でないことがあります。
  • 通信プロトコル チェックサム処理が強制切断される(OFF)か、強制接続される(ON)か、またはデータベースがそのようなチェックサムを表わすかどうかを自動的に調整する(AUTO)か。
  • NPが使用不可とみなされる前の連続した通信プロトコル チェックサム違反の最大数。値が0の場合はしきい値が存在しないことを示します。
  • NP処理に使用されるCPU時間が記録されるかどうか。
XPオペランドとDETAILオペランドの両方が指定されている場合、以下の情報が表示されます。
  • データベースへの要求の送信に使用されるCPまたはNPの選択に使用されるアルゴリズム。
  • CPまたはNPが応答なしとみなされる前に、応答を受信せずにCPまたはNP上のデータベースに送信される要求の最大数。

例: DISPLAY CONFIG

DISPLAY CONFIG NP

完了メッセージ

以下のメッセージは、コマンドが正常に完了したことを示す。

TDP3900 TDP CONFIGURATION INFORMATION
TDP3911 		COMMLOST MSG INTERVAL IS 1440
TDP3921 		NP CONFIGURATION INFORMATION
TDP3922 			LHID IS 65535
TDP3925 			DOMAIN IS TERADATA.COM
TDP3927 			CHARSET IS EBCDIC
TDP3932 			DATABASE IS DATABASE1
TDP3935 			RETRYMSG IS 15