SANITIZE - Teradata Director Program

Teradata® TDPリファレンス

Product
Teradata Director Program
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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B035-2416
Product Category
Teradata Tools and Utilities

SANITIZE宣言は、オプションとして、オペレーティング システム機能を使用して送信されるTDPメッセージの有効な文字を定義します。このようなすべての機能はEBCDICだけをサポートしているため、SANITIZE処理によって、サポートされていない文字または非EBCDIC文字が受入可能な文字に置換されます(ハイフン文字(16進数の60)はTDP表記規則です)。この情報が指定されない場合、エンコーディング スキーマに基づいてデフォルトが選択されます。

構文



使用方法に関する注意

実際のSANITIZE情報は、SANITIZE宣言の直後のステートメントに含まれています。このような各ステートメントの構文は、次のようになります。

target_codepoint1<-target_codepoint2>: data_codepoint ...

構文規則:

target_codepoint1
この文で定義される最初の文字を指定する。
target_codepoint2
オプションとして、この文で定義される最後の文字を指定する。data_codepointは、関連付けられたtarget_codepoint文字の置換文字を定義する。

codepointは、文字の16進数表現です。codepointを指定するために必要な文字数は、文字セットのエンコーディング スキーマによって変わります。TDPに関係する文字では、UTF16エンコーディングを除いて長さは常に2です。UTF16エンコーディングの長さは4です。

2番目のターゲット コードポイントを指定した場合、2つのターゲット コードポイント間の範囲で、各文字に1つのデータ コードポイントが必要になります。2番目のターゲット コードポイントを省略した場合、任意の数のデータ コードポイントを指定できます。各データ コードポイントは、前のデータ コードポイントより1つ大きなコードポイントに関連付けられます。

コロンを含むSANITIZE宣言後のすべてのステートメントは、SANITIZE宣言に関連付けられます。コロンがない場合は、そのステートメントが新しい宣言で、SANITIZE宣言が終了することを示します。

SANITIZE宣言は、文字セットごとに1回だけ宣言できる。

異なるステートメントの間でのデータ コードポイントの順序は、重要ではありません。同じ文字が文字セットに対して複数定義されている場合は、最後の値が使用されます。

SANITIZEの前にCHARSET宣言がない場合、文字セットの説明は、実際上オペランドがないものとしてCHARSET宣言を暗黙的に開始する。

例: SANITIZE

IBM CCSID 933の1バイト コンポーネントであるIBM Code Page 833のSANITIZE情報を指定します。標準EBCDICに対応していない有効な文字は、ハイフンに変換されます。

SANITIZE
0E-0F: 4C 6E
42-49: 60 60 60 60 60 60 60 60
52-59: 60 60 60 60 60 60 60 60
62-69: 60 60 60 60 60 60 60 60
72-78: 60 60 60 60 60 60 60
8A-8F: 60 60 60 60 60 60
9A-9F: 60 60 60 60 60 60
AA-AF: 60
B2: 60
BA-BC: 60 60 60
E0: 60