SHUTDOWNコマンド以外にも、CANCELコマンドを使用してTDPを遮断することもできます。例えば、TDP1という名前のTDPを取り消すには、次のコマンドを使用します。
CANCEL TDP1
このコマンドの効果は、SHUTDOWNコマンドの取消し形式の場合と同様です。
TDPの遮断時に、CANCELコマンドを使用してダンプを生成することもできます。例えば、次のコマンドを使用すると、TDP1を取り消してダンプを生成できます。
CANCEL TDP1,DUMP
z/OS SPリリース4.3以降でPC IACMODEを使用すると、TDPが遮断されているときに以下のメッセージが常に作成されます。
IEF352I ADDRESS SPACE UNAVAILABLE
このメッセージは、システム連係索引を使用している場合のz/OSの要件の通常の結果です。TDPまたはz/OSで起きたエラーを示すものではありません。