目的
JSON_CHECK関数は、有効なBSON構文に対して文字列をチェックし、文字列が無効な場合は、構文の失敗の原因を説明するエラー メッセージを表示します。
構文
- TD_SYSFNLIB
- 関数が格納されているデータベースの名前。
- BSON_data
- BSON構文への準拠がテストされる文字列。
- STRICT
- http://bsonspec.org/のBSONの仕様とMongoDBの制限に従ってデータを検証します。
- LAX
- http://bsonspec.org/のBSONの仕様に従ってデータを検証します。これは、'STRICT'または'LAX'を指定しない場合のデフォルトの動作です。
戻り値
- 文字列が有効なBSON構文の場合は'OK'。
- 文字列が有効なBSON構文でない場合、'INVALID: error message'とします。エラー メッセージには、構文の失敗の原因を説明するメッセージが提供されます。
- 入力文字列がNULLの場合は、Teradata NULL。
使用上の注意
この関数は、データがBSON構文に準拠しているかをテストするだけです。JSONインスタンスは作成されません。
この関数を使用すると、BSON形式のJSONデータをロードする前に検証できます。BSON構文エラーが発生した場合にトランザクション全体のロールバックを防ぐことによって、大量のBSONデータをロードするときに時間を節約できます。この関数は、データをロードする前に存在する構文エラーを修正するために必要な情報も示します。