目的
JSON_CHECK関数は、有効なJSON構文に対して文字列をチェックし、文字列が無効な場合は、構文の失敗の原因を説明するエラー メッセージを提供します。
構文
- TD_SYSFNLIB
- 関数が格納されているデータベースの名前。
- '{string}'
- JSON構文への準拠がテストされる文字列。
戻り値
- 文字列が有効なJSON構文の場合は'OK'。
- 'INVALID: error message'(文字列が有効なJSON構文ではない場合)。エラー メッセージには、構文の失敗の原因を説明するメッセージが提供されます。
- 入力文字列がNULLの場合は、Teradata NULL。
使用上の注意
この関数は、データがJSON構文に準拠しているかをテストするだけです。JSONインスタンスは作成されません。
この関数を使用すると、JSONデータをロードする前に検証できます。JSON構文のエラーが発生した場合にトランザクション全体のロールバックを防ぐことによって、大量のJSONデータをロードするときに時間を節約できます。この関数は、データをロードする前に存在する構文エラーを修正するために必要な情報も示します。
JSON_CHECKを使用して、バイナリ形式のいずれかで格納されているJSONデータを検証することはできません。BSONデータを検証するには、BSON_CHECK関数を使用します。