インライン記憶サイズを指定するのに任意選択でINLINE LENGTH指定を使用できます。インライン記憶サイズ以下のデータは、基本行の内部に格納されます。それ以外の場合、データはLOB (ラージ オブジェクト)として格納されます。
インライン長がデータ型に対して指定された最大長に等しい場合、データ型は非LOB型として扱われます。この場合、LOBのオーバーヘッドがないため、パフォーマンスは良い可能性があります。特に、UDFとともにこのデータ型を使用する場合は、何らかのパフォーマンス改善が実現する可能性があります。
大半のテーブル スキャンがJSON列を対象にする場合はより大きなインライン ストレージ サイズを選択できます。これにより、パフォーマンス低下を招くLOBテーブルへのアクセスを回避できます。
別の方法として、少数のテーブル スキャンのみでJSON列にアクセスする場合は、より小さなインライン ストレージ サイズを選択できます。これにより、基本テーブル行の行サイズを削減し、テーブル スキャンのパフォーマンスを改善できます。