次のメソッド、関数、プロシージャ、および演算子を使用すると、JSON型に一般的な操作を実行してJSONデータにアクセスしたり、JSONデータを操作できます。
メソッド
- AsBSON
- 指定したJSONインスタンスのBSON表現を返します。
- AsJSONText
- 指定したJSONインスタンスのテキスト表現を返します。
- Combine
- 2つのJSON文書を受け取り、それらを配列として構成されるJSON文書またはオブジェクトとして構成されるJSON文書にまとめます。
- ExistValue
- JSONPath構文で名前またはパスを指定し、その名前またはパスがJSON文書に存在するかどうかを特定できます。
- JSONExtract
- JSONインスタンスからデータを抽出します。必要なデータは、JSONPath式で指定します。結果は見つかった値で構成されるJSON配列で、一致がない場合はNULLになります。
- JSONExtractValue
- JSONPath構文を使用して指定したJSONインスタンスのエンティティ値のテキスト表現を取得できます。
- JSONExtractLargeValue
- 戻り値のサイズと型以外は、JSONExtractValueと同じ機能です。このメソッドは、LOBベースのJSONオブジェクトの場合、CHARACTER SET LATINに対しては16,776,192文字、CHARACTER SET UNICODEに対しては8,388,096文字のCLOBを返します。
- KeyCount
- JSON文書のキーの数を返します。
- Metadata
- オブジェクト、配列、文字列、または数値の値の数など、JSON文書に関するメタデータを返します。
- StorageSize
- 指定したストレージ形式でJSON入力データを格納するために必要なバイト数を返します。
関数
- ARRAY_TO_JSON
- Teradata ARRAY型を配列でJSON型に変換できます。
- BSON_CHECK
- 有効なBSON構文の文字列をチェックし、文字列が無効な場合は、構文の失敗の原因を説明するエラー メッセージを表示します。
- DataSize
- JSONインスタンスのデータ長(バイト)を返します。
- GeoJSONFromGeom
- ST_Geometryオブジェクトを、GeoJSON標準に準拠しているJSON文書に変換します。
- GeomFromGeoJSON
- GeoJSON標準に準拠するJSON文書をST_Geometryオブジェクトに変換します。
- JSON_AGG
- この集約関数は、可変個の入力パラメータを受け取り、それらをJSON文書にパッケージ化します。
- JSON_COMPOSE
- このスカラー関数は、可変個の入力パラメータを受け取り、それらをJSON文書にパッケージ化します。この関数は、JSON_AGG関数と同時に使用することにより、JSON文書の複雑な構成を提供します。
- JSON_CHECK
- 有効なJSON構文に対して文字列をチェックし、文字列が無効な場合は、構文の失敗の原因を説明するエラー メッセージを表示します。
- JSONGETVALUE
- JSONオブジェクトの値を特定の型で抽出します。
- JSONMETADATA
- 一連のJSON文書に関するメタデータを返す集約関数。
- NVP2JSON
- 名前と値のペアの文字列をJSONオブジェクトに変換します。
テーブル演算子
- JSON_KEYS
- CHAR型またはVARCHAR型の入力からJSONインスタンスを解析し、キー名のリストを返します。
- JSON_PUBLISH
- JSONデータ型インスタンス(複数可)をさまざまなデータ ソースから作成します。それらはSQL文で参照できるインスタンスに該当します。インスタンスは任意のストレージ形式のJSONデータ型を発行できます。
- JSON_TABLE
- JSONオブジェクトのすべてのデータまたはその部分集合に基づいて一時的なテーブルを作成します。
SQLストアド プロシージャ
- JSON_SHRED_BATCHとJSON_SHRED_BATCH_U
- JSON文書から値を抽出し、抽出されたデータを使用して、既存のリレーショナル テーブルに値を取り込むことができます。これにより、JSON形式からリレーショナル モデルにデータを柔軟な形式でロードできます。