LdapClientTlsCertプロパティでは、ディレクトリ サーバーでデータベースの認証に使用されるTDGSSクライアントまたはOpenLdapクライアントの証明書が格納されたファイルを指定します。
デフォルト プロパティ値
LdapClientTlsCertプロパティのデフォルト値は“”で、証明書ファイルが指定されていないことを示します。
有効な設定値
有効なファイル名。
編集ガイドライン
- 値を設定するには、必要なメカニズムについてこのプロパティを手動でTDGSS構成ファイルに追加する必要があります。構成ファイルの編集についてを参照してください。
- ディレクトリとTeradata VantageのSSLまたはTLS相互認証を構成する場合は、このプロパティを編集する必要があります。
- Authorization Supportedプロパティがyesに設定されているすべてのメカニズムに対してこのプロパティを構成します。
- データベース ノードとUnityサーバーでこのプロパティを編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。
- ディレクトリ サーバーがデータベースを認証するのに使用するTDGSSまたはOpenLdapクライアント証明書を含むcertファイルの名前を指定します。Teradata Vantageを実行するLinuxユーザーはこのファイルを所有し、読み取りアクセス権限を持っている必要があります。Release 14.0より前のバージョンでこのプロパティを構成したサイトでは、Release 14.0へのアップグレード時にスクリプトによって自動的にアクセス権が与えられます。Release 14.0以降でこのプロパティを構成するサイトでは、アクセス権を手動で付与する必要があります。