TDNEGOは、Teradata Vantageがサポートする唯一のネゴシエーション メカニズムです。クライアント アクセスの際に1つ以上のログオン認証メカニズムから選択するようにTDNEGOを構成できます。
SPNEGOは、.NET Frameworkを使ってKerberosを使用するクライアントに対して、TDNEGOでネゴシエートできます。
TDGSSを使用すると、非ネゴシエーション メカニズムであるTD2をデフォルトで設定することもできます。非ネゴシエーション メカニズムは、プロトコルのネゴシエーションが失敗した場合に試行されます。TdgssUserConfigFile.xmlのDefaultMechanism設定に関する情報を参照してください。
データベース サーバーとクライアントが共通のメカニズムを見つけられない場合、ログオン要求は拒否され、ログオンは失敗します。
ほとんどの場合、ネゴシエーションはクライアントのログオン要求によって開始されます。クライアントが認証プロトコルを指定しない場合、TDNEGOはデータベース サーバーのデフォルト メカニズムを使用します。
TDNECO構成を変更する必要がある場合のベスト プラクティスは、データベース サーバーの構成を変更することです。クライアントでTDNEGO構成を変更する必要がある場合は、クライアントにTeradata GSS管理パッケージをインストールします。詳細については、Teradata GSS Administrativeパッケージを参照してください。