LdapClientDerefプロパティは、ディレクトリ情報ツリー内の照会オブジェクトをどのように処理するかをディレクトリ サーバーに指示します。
LdapClientDerefプロパティは、照会追跡をサポートしているメカニズムにのみ適用されます。
このプロパティのデフォルト設定は、Teradataサポート センターからの指示がない限り変更しないでください。
有効な設定値
設定 | 説明 |
---|---|
never (デフォルト) | LdapClientReferralsをon(優先)に設定した場合でも、ユーザーをバインドする種類の照会を追跡しないでください。 |
always | 照会が含まれているオブジェクトが検索ベース内にある場合にのみ照会を追跡します。 |
finding | 照会が含まれているオブジェクトが検索ベースである場合にのみ照会を追跡します。 |
searching | 検索ベースの下位にある任意のオブジェクトに対する任意の照会を追跡します。照会されたディレクトリ内で見つかったすべてのオブジェクトをオブジェクトがローカル ディレクトリにあったかのように返します。 |
編集ガイドライン
Teradataサポート センターの支援なしでこの値をリセットすることは避けてください。
- 値を設定するには、必要なメカニズムについてこのプロパティを手動でTDGSS構成ファイルに追加する必要があります。構成ファイルの編集についてを参照してください。
- このプロパティは、データベース ノードおよびUnityサーバー(使用する場合)上で編集します。 Unityのメカニズム プロパティ値の統合も参照してください。
- 照会を追跡する正当な理由がない限り、Referral Chasingを防止するために、すべての外部認証メカニズムに対してデフォルト設定のneverを使用します。
- LdapClientReferralsをyesに設定した場合、LdapClientDerefプロパティを使用し、見つかった照会を処理する方法をディレクトリに指示します。 LdapClientReferralsも参照してください。