DATE形式を設定する各種操作は、1つの設定が別の設定を上書きする、階層として説明するのがもっとも分かりやすいでしょう。
最低レベルにおいては、システムのDateForm設定はIntegerDate (' YY/MM/DD ')になっています。システム管理者は、DateFormをANSIDate(' YYYY-MM-DD ')に変更することにより、あるいはデフォルトのDATE形式を(任意の有効な日付形式に)変更するカスタムSDFを作成することによって、DATE形式をオーバーライドできます。
各ユーザーも、ユーザー、セッション、個々の列、または個々の値について、システム レベルのDATE形式を上書きできます。
以下のテーブルは、DATE形式の階層をまとめたものです。
操作 | 設定される形式 | 使用されるセッション日付の設定値 | フィールド モード 表示形式 |
エクスポート データ型 |
---|---|---|---|---|
FORMAT句付きのSELECT | 個々の列 | ユーザー定義の表示形式 | FORMATの定義による | DateFormがANIDateの場合はCHAR(10)、そうでない場合は4バイト整数 |
FORMAT句付きのCREATE / ALTER TABLE | ||||
SET SESSION DateForm | セッション | ANSIDate | YYYY-MM-DD | CHAR(10) |
CLI SessionOptionsパーセルのDateForm | IntegerDate | YY/MM/DD、またはカスタムSDF内の日付要素の値 | 4バイト整数 | |
CREATE / MODIFY USER DateForm | ユーザー | ANSIDate | YYYY-MM-DD | CHAR(10) |
IntegerDate | YY/MM/DD、またはカスタムSDF内の日付要素の値 | 4バイト整数 | ||
システムのDBS制御ユーティリティ DateForm |
システム | ANSIDate | YYYY-MM-DD | CHAR(10) |
IntegerDate | YY/MM/DD、またはカスタムSDF内の日付要素の値 | 4バイト整数 | ||
カスタムSDF内のデフォルトのDATE形式 | システム | IntegerDate | SDFでのDATE形式定義による | 4バイト整数 |